どうも、たっちゃんです。
東日本大震災から2019年3月11日で8年が立ちました。
当時、まだ学生で連日ニュースで流れる映像衝撃的なものでした。
当時亡くなられた方々やそのご家族のことを思うと心が痛みます。
そんな辛い災害は、いつ起きてもおかしくありません。
そのため、実際に起きる前に事前の対策が必要になってきます。
そこで、夫婦・家族でやるべき震災対策をしっかり準備しておきましょう。
夫婦・家族で備える震災対策
震災の被害を少しでも抑えるためには、事前の備えが大切です。
その際に大事な考え方として、自助・公助・共助があります。
各意味は、こちらのようになっています。
- 自助・・・「自分の生命は自分で守る」という考え
- 共助・・・「自分たちの町は自分たちで守る」という考え
- 公助・・・「行政機関・防災関連機関が連携・協力して守る」という考え
まず、何より優先するのが、自分の命は自分で守る。ということです。
周りの方々や行政機関に頼るのではなく、まずは自分の命を守れるように備えを行いましょう。
被災時の連絡方法を確認しよう
災害時には、電話は非常に繋がりにくくなってしまいます。
そのため、電話以外での連絡手段が重要になります。
実際に起きてからだと慌ててしまうので、事前に確認しておきましょう!
災害用伝言ダイヤル・災害伝言板
もし被災してしまった際は、電話は使わずに災害用伝言ダイヤル・災害伝言板を活用しましょう。
家族・友人が心配で電話をしてしまう気持ちもわかりますが、被災地域内の緊急を要する電話が繋がりにくくなってしまう可能性があるので、災害用伝言ダイヤル・災害伝言板を活用しましょう。
災害用伝言ダイヤル
地震等の災害発生時に、被災地への通話が繋がりにくい状況になった際に、災害用伝言ダイヤルのサービスが提供を開始されます。
災害用伝言ダイヤルには、「171」とかければ災害用伝言ダイヤルに録音と再生をすることができます。
詳しい録音の方法と再生の方法は、動画があるので確認しておきましょう。
家族で試しにやってみてはいかがでしょうか。
- 毎月1日,15日 00:00~24:00
- 正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
- 防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
- 防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)
[jin-iconbox07]詳しくはこちら
災害用伝言ダイヤル(171)体験利用のご案内[/jin-iconbox07]
災害伝言板
災害伝言板とは、平成17年8月より提供されていた「災害用ブロードバンド伝言板(web171)をよりパワーアップし平成24年8月末より「災害用伝言板(web171)」として生まれ変わりました。
災害用伝言ダイヤルと違い、伝言情報を文字情報として登録することができます。
災害用伝言ダイヤルと同様に被災地への通話が繋がりにくい状況になった際に、災害用伝言板のサービスが提供を開始されます。
災害用伝言板は、下記になっているので、ブックマークしておきましょう!
詳しくはこちら 災害用伝言板(web171)概要とご提供のしくみ
[jin-iconbox07]「災害用伝言板」も「災害用伝言ダイヤル」と同様に体験利用が可能です。
期間は、災害用伝言ダイヤルと同様になっています。[/jin-iconbox07]
詳しい登録の方法と確認の方法は、動画があるので確認しておきましょう。
ただ、残念なことに格安simと言われるものは、用意されていないので、災害用伝言板(web171)を活用しましょう!
J-anpi 安否情報まとめて検索
J-anpi 安否情報まとめて検索とは、各通信会社が提供する災害用伝言板の安否情報に加えて、各企業・団体が収集した安否情報をまとめて確認できるサイトになっています。
また、Googleが提供している安否情報確認サイトである「Googleパーソンファインダー」の情報も検索することができます。
避難場所を確認しよう
災害時には、まず自分の命を守る必要があります。
そのためには、安全な避難場所を確認しておきましょう。
そもそも避難場所ってなに?
まず、そもそも避難場所は平成25年6月に「災害対策基本法」が改正され、市町村長により下記の2つの指定制度が平成26年4月から施行されています。
- 指定緊急避難場所・・・災害の危険から命を守るために緊急的に避難する場所
- 公園や学校のグラウンドなどが指定されています。
- 指定避難所・・・災害の危険があり避難した住民等が、災害の危険がなくなるまで必要な期間滞在または一時的に滞在する施設
- 学校・体育館や公民館等の公共施設が指定されています。
詳しくは、こちら: 国土交通省 国土地理院 指定緊急避難場所データ
また、上記2つを兼ねる場所もあります。
市区町村が避難場所を公開しているので確認しておきましょう
市区町村のホームページで「指定緊急避難場所」と「指定避難所」を公開しています。
土砂災害・洪水・津波・地震等の災害ごとに場所が指定されていますので、そこもしっかり見る必要があります。
また、ヤフーから避難場所を検索することも可能です。
指定緊急避難場所と指定避難所は、事前に夫婦・家族で確認しておきましょう。
できれば、下記のことをポイントに確認しておきましょう!
- 指定緊急避難場所と指定避難所をいくつかピックアップし優先順位を決める
- 指定避難所までのルートを昼と夜に歩いて危険の有無などを事前に確認する。
- 指定避難所までのルートが火災などで安全に通れないことがあるので、複数ルートを準備する。
- 指定避難所でスムーズに集合できるように、グラウンドのウンテイ前などピンポイントに決めておく。
日常的・災害時の防災担当を決めましょ
日常的・災害時の防災担当をしっかり決めておきましょう。
実際に災害が起きると絶対慌ててしまうので、事前に役割分担を決めて少しでも慌てないようにしたいですよね。
例えば、下記のような担当があるといいですね!
- 日頃から準備する食料の備蓄確認担当
- 電気のブレーカー・ガスの元栓を締める担当
- 非常時の持ち出しバックを持つ担当
- 高齢者や乳幼児などがいる場合は、連れ出す担当
事前に自宅に備蓄する物を確認しよう
災害が起き被災してしまった場合は、飲料水や保存の効く食料の備蓄が必要になります。
基本的には、下記の量が必要だと言われています。
- 飲料水・・・3日分(1人1日3リットルが目安)
- 非常食・・・3日分の食料そいてのご飯とビスケット、板チョコ、乾パンなど
- トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろうそく、カセットコンロなど
また、大規模災害発生時には、1週間分の備蓄が望ましいとされています。
災害時のためだけに上記の分を用意するのは、かなり難しいかと思います。
用意できたとしても、実際に災害時には賞味期限切れてたなどあったら大変です。
そこで、おすすめしたいのが「ローリングストック法」という考え方です。
保存食の備蓄をしておくことも大事ですが、日常的に食料備蓄を取り入れて無理なく実施していくのが、「ローリングストック法」です。
「ローリングストック法」というのは、普段から食材を多く買っておき使った分だけ新しく買い足していくことで常に一定の食材を備蓄していく方法です。
また、備品としても下記のようなものが必要です。
- 飲料水
- 食料品(カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)
- ガスコンロ
- ガスコンロ用のガス
- 貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)
- 救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)
- ヘルメット、防災ずきん
- マスク
- 軍手
- 懐中電灯
- 衣類
- 下着
- 毛布、タオル
- 携帯ラジオ、予備電池
- 携帯電話の充電器
- 使い捨てカイロ
- ウェットティッシュ
- 洗面用具
- 携帯トイレ
※乳児のいるご家庭は、ミルク・紙おむつ・哺乳瓶なども用意しておきましょう。 - 緊急時用の現金(お財布携帯をメインにしていると停電時に使えなくなるので多少の現金は大事です)
[chat face=”f462bc956a0ed4ed5cd7c14b897b8a33.png” name=”たっちゃん” align=”right” border=”blue” bg=”none”]はなたつ家では、ローリングストック法を取り入れています!
また揃えるべき備品もかなり量が多く、全部買って用意するのは大変なので、防災バックを楽天市場で購入しました。[/chat]
家具が固定されているか確認しましょう!
阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などでは、家具の下敷きになって亡くなったり、大怪我をした方が多くいました。
大地震が起きた際には、「家具は必ず倒れるもの」と考えて事前に転倒防止対策をしておきましょう!
対策しておくポイントはこちらです。
- 家具は壁または天井ポール式器具を使って固定しましょう
- 寝室や子ども部屋には、背の高い家具は置かないようにしましょう
- 家具は必ず倒れるものと考え、出入り口を塞いでしまわないように家具の配置を工夫しましょう
- 手の届く所に懐中電灯やスリッパ・ホイッスルを備えておきましょう
災害・避難カードを作ろう
さて、これまで確認するべきポイントをまとめたら1枚のカードにすることをおすすめします。
実際に話し合って決めたとしても忘れてしまったり、焦っていたら思い出せなかったりします。
その際に大事なのがメモです。
スマートフォン等にまとめておくのもいいですが、いざとなったときに電源が切れていり故障してしまっては見ることができなくなりますので、話し合って決めたことを1枚の紙にまとめてお財布の中に入れておくのがおすすめです!
いざというときに使えないことも考えて、親族・友人等の連絡先をメモして「災害・避難カード」と一緒に入れておくのもいいですね!
被災時に覚えておくと良いこと
実際に被災してしまったときに覚えておくとよいことをまとめました。
無料で誰でも使えるように開放されるWi-Fi(00000JAPAN/ファイブゼロジャパン)
平成30年7月豪雨に伴い、災害時に被災者等がインターネットに接続できるように通信事業者等がWi-Fiを無料で開放する、「00000JAPAN」があります。
スマートフォンが繋がらなかった場合でも、「00000JAPAN」であれば繋がる可能性がありますので、覚えておきましょう。緊急時の利便性優先のため通信が暗号化等されていませんので、個人情報の入力は極力避ける必要があります。
自販機のジュースが無償で貰えるようになる
各社の自動販売機では、災害発生時に通信ネットワーク技術を活用して、遠隔操作にて自動販売機内に残っている飲料を無償で提供してくれます。
また、自動販売機に電光掲示板に災害情報を流したり情報の提供もしてくれます。
まとめ
震災というのは、心の何処かでは「来ないだろう」と思ってしまいますが、ふとした瞬間に訪れるものです。
そのため、事前の対策をどれだけしているかが重要です。
まずは、自分の命を守るために日頃からできる対策を実施していきましょう。
自分の命を守ることができないと、家族の命も守ることもできません!
はなたつ家では、実際に家族会議を開き話し合いを行いました!
みなさんもぜひこの機会に話し合いをしてみてはいかがでしょうか。
変更履歴
- 2019.3.18WordPressのテーマを変更したため修正しました。
- 2019.3.11記事作成
コメント